海底深くに棲む深海魚の不思議

海底の奥底、1万メートルもの深海を好んで
棲む魚は、何故あの場所を選んだのだろう。

深海に棲む魚たちにとっての深海は、我々人間が思っているほど居心地が悪い場所ではない。むしろその環境に適応しているのだ。

深海底はエネルギー源の少ない環境なので、棲息する生物の動きはとても緩やかだ。

体は柔らかく、筋肉に乏しい。

 

TVなどの特集で牙のような大型の歯をもった深海魚を見たことがある方も多いかと思う。


あのとがった歯は、獲物を噛み砕くためのものではなく、上下の歯を組み合わせて檻を作り、小さな魚を閉じ込めるためにある。

 

実際のところ、深海はエネルギーに乏しい環境ではあるが、食物連鎖が成り立つだけの食物があふれている。

 

「深さ10,000メートルを超すマリアナ海溝のような超深海底でさえ、食物連鎖の基盤となる細菌が充分にいる」という海洋生物学者もいる。

マイアミ大学の海洋生物学者リック・ロビンス博士によると、深海底での食物源は海面から来る、様々な沈下物にあるという。

死んだ魚は海底に沈む。それを深海底に棲む生物達が待ち受ける、といった具合だ。

 


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