日本一乗り入れの多い地下鉄の駅は?

10分近く歩かなければ乗り換えできない路線もある、東京の地下鉄・大手町駅。連絡通路が長くて、乗り換えが大変だと思う方も多いだろう。

大手町駅は日本一多くの路線が乗り入れている地下鉄駅だ。


東京メトロの丸ノ内線、千代田線、東酉線、半蔵門線、都営地下鉄三田線の合計5路線が乗り入れており、乗降客数は1日で36万人にもなる。

大手町駅が複雑な原因には、連絡路線の多さもあるが、路線建設時の地権の問題もあった。

地下鉄を建設する際、その路線が私有地の下を通る場合、その土地の所有者との交渉が必要になる。そこで大手町駅の建設時には、できる限り私有地の下を通らない様に線路が作られた。

大手町駅周辺の道路は永代通り、日比谷通りなどが碁盤の目を描いていて、各路線はその碁盤の目に沿って建設された。結果として現在のように方形を描く形で交差せざるを得なくなったのだ。

それぞれのホームはこの方形を巡るように配置されることになり、各路線のホームが離れることになったのである。

 

そして連絡通路をややこしくしている理由のもう一つはその構造の複雑さ。

地上の電車のように、横並びにホームを配置するわけにはいかず、ひとつのフロアをひとつの路線が占有する様に、路線ごとにホームの深さが違う。

複雑であるゆえに連絡通路も長く、あまり利便性の良くないとも思える大手町駅だがメリットもある。

大手町駅は1日36万人もの人々が利用するので、乗降客はひっきりなし。

もし連絡通路が短く、乗り換えに時間がかからなければ、すぐにホームは人で溢れかえってしまう。長い連絡通路が混雑を緩和する手助けをしているという訳だ。


Also published on Medium.


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.