ジェネリック医薬品は何故安い?

医師が処方する医療用医薬品には2種類ある。製薬会社が開発する「先発医薬品」と「ジェネリック医薬品」である。

ジェネリック医薬品は後発医薬品とも呼ばれる。先発医薬品の特許が切れたあと、他のメーカーが同じ成分で製造したもので、先発医薬品に比べ、かなり安いのが特長だ。

では、なぜジェネリック医薬品はそんなに安いのだろう。


まず、新薬を開発するには莫大な費用と時間が必要となる。薬効のありそうな化合物を探し出すところから始めるが、新薬としてモノになるかどうかは10000分の1以下の確率だとか。

次に動物を使って有効性を確認、人体に対する効果や安全性を調べる臨床試験を行い、審査を経て世に出ることになる。その期間は9〜17年。研究開発費は数百億円。

特許期間は20〜25年で、その間に医薬品メーカーは掛かったコストを回収しなければならない。当然価格設定も高くなる。

 

ではジェネリック医薬品はというと、すでに先発医薬品で効果や安全性が確認されているから、研究開発費は数千万〜1億円。

 

メーカー側の抱えるリスクが少ない為、先発医薬品の特許が切れれば、各社は競って製造販売に乗り出す。

 

ジェネリック医薬品の価格は先発医薬品の7割からスタートする。

2年ごとに価格が見直され、中には先発医薬品の5分の1というものもある。

更にメリットは価格だけではない。

薬に含まれる添加物を変えることによって副作用が抑えるなどの改良が加えられているのだ。


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