北極星は数千年後、北極星では無くなる

北極星は天の北極に最も近く、北を指し示す星として知られている。

地球上から見るとほとんど動かない為、他の星が北極星を中心としてその周りを回転しているように見える。

この北極星、現在はこぐま座α星のポラリスなのだが、紀元前1100年頃にはこぐま座β星であった。

驚くべきことに北極星は変わるのだ。


なぜこのような事が生じるのか。

地球の自転は勢いの衰えたコマの様に自転軸が円を描く様に回っている為だ。この運動を歳差運動という。この歳差運動により自転軸の中心がずれ、北極星の位置が変わる。

過去の北極星は

  • 紀元前11500年頃はこと座のα星ベガ
  • 紀元前2790年頃はりゅう座α星
  • 紀元前1100年頃はこぐま座β星

現在は こぐま座α星のポラリスである。

未来の北極星は

  • 西暦3100年頃からケフェウス座γ星
  • 西暦5100年頃からケフェウス座β星
  • 西暦7800年頃からケフェウス座α星
  • 西暦10200年頃からはくちょう座α星デネブ
  • 西暦11600年頃からはくちょう座δ星

宇宙レベルでのとても長い交代劇である。


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