健康にまつわるウソ?ホント?

健康にまつわる常識、色々ありますよね。

 

一日に何歩以上歩いたほうがいい。

睡眠時間は○時間以上。

○○を食べると癌になりやすい・・・などなど

 

かつて言われていた健康常識は時代や生活習慣の変化、医療の検査技術などの進歩によって今では非常識になってしまったものも少なくありません。

今回はそんな健康に関する常識?非常識?をいくつかまとめてみました。

 

 

食事は○○回以上噛む?

 

食事の際、食べ物をよく噛むことは脳を刺激します。

早食いを予防しますし肥満とも縁遠くなります。

ただし白米、パン、麺類、小麦粉で作ったお菓子などの精製した糖質は何回噛んでも肥満の原因になるのです。

いくら噛んでも体に悪いものを食べていては意味がないですよね。

肥満を防ぎたいなら精製していない糖質(玄米など)を積極的に選ぶようにしましょう。

 

 

お昼休みの昼寝でリフレッシュ?

 

お昼の休憩時間中の昼寝。気持ちいいのですが・・・。

大人の場合ですが30分~1時間という睡眠だとノンレム睡眠という深い眠りに入るタイミングで無理やり目を覚ますことになります。

これでは疲れがとれるどころか余計に疲れてしまいますし頭もボーッとしてしまうでしょう。

大人の場合ですが昼間は交感神経が優位になっているはずなので脳は覚醒していて本来であれば眠くなるはずがないのです。

どうしても眠いのであれば横にはなるのではなく、仮眠として机に突っ伏すような形で休むといいでしょう。

その場合の理想的な時間は5分~10分。

長くても15分以内に抑えるましょう。

週に一度は休肝日?

週に一度の休肝日。お酒をたくさん飲む人がよく口にしますよね。

実はアルコールは蓄積毒で一生の間に摂取できる総量が決まっています。

休肝日が多ければそれだけ長くお酒を楽しむことができると言えます。

 

1日に肝臓が代謝できるアルコールの量には限度があるので大量のお酒を飲めば当然肝臓に大きな負担をかけてしまいます。

1日の適量は日本酒なら1合、ワインならグラスに2杯、ビールなら大瓶1本。

これくらいの量であれば安心して飲むことができるでしょう。

 

 

 

一日一万歩は健康に良い?

 

万歩計を使って一日の歩数を管理していらっしゃる方も多いかと思います。

スマホのアプリにそんな機能を持ったものもあったりします。

世の中が便利になりすぎて人は「歩かなくなった」と言われますが、歩くということは健康の基本です。

そのため1日1万歩を心がけて歩くのは決して悪いことではありません。

 

問題は「頑張りすぎてしまうこと」。

 

人間の一生の心拍数には上限があります。早歩きなどの無理な運動で心拍数を上げすぎると寿命を縮めてしまいかねません。

普段のエレベーター利用を辞めて階段に変える

目的地より一つ手前の停留所でバスを降りて歩くとか

あくまでも日常生活を維持するために歩くということを心がけましょう

 

 

 

インフルエンザの予防摂取?

 

 

インフルエンザの予防摂取を毎年されている方も多いかと思います。

会社によっては義務づけしているところもあります。

ただ常に変異を繰り返しているウイルスなので本当に効果があるのか?と疑いを持つのは当然と言えます。

実際にワクチンを接種したから100%大丈夫!でないことはみなさんもご存じでしょう。

人混みはなるべく避けるとか、咳をしている人のそばに近づかない、またマスクをするとか手洗い・うがいを欠かさない

そんな当たり前の予防法を徹底する方がはるかに確実かもしれません。

小さい子供・お年寄りなど、よほど免疫力が低下していなければ重篤な状態になることはあまりかんがえられません。

過剰に恐れる必要もないと思います。

体温が37度超えたら?

体温は絶えず変化します。測定する場所、測り方や体温計の種類でも数値は変わったりしますよね。

脇の下で測る腋下体温が一般的ですが外気の影響を受けやすいですし測るタイミングによってもバラつきがあります。

たまたま測った体温が高いと「風邪をひいた」とばかりにすぐに病院に駆け込んだり、薬を飲んだりしてしまいがちですが、体調に変化を感じないの

であれば、特に問題はないと思います。

子どもの場合は様々な刺激に対して反応しやすい為すぐに体温が変化します。

水分がちゃんと摂れていて元気に遊んでいるのなら、無理やり病院に連て行く必要も無いと思います。

 

 

視力が低下・・・?

 

普通に生活していると視力測定の機会はそれ程多くはないですよね。

年に一度の健康診断、数年に一度の運転免許の更新などではないでしょうか。

その際数値が下がると「目が悪くなった」と言いますが、これは目のピント調整機能が近くを見ることに「適応した」ということ

なのです。

 

あらゆる動物は遠くにいる敵を見つけたり食料を見つける為、本来は遠視。生存に必要な機能なのです。

人間はそれを必要としないことが多いのでより近くにピントが合うよう適応してきました。

パソコンのモニターに向かう時間が長い、などデスクワークが続けばより近くが見やすいように適応して視力が下がるのです。

ピント調整機能を鍛える為に、近くを見たら遠くを見て遠くを見たら近くを見るという習慣付けをしましょう。

 

 

 

運動を20分以上続けないと脂肪は燃焼しない?

 

人間の体は糖と脂肪を交互に燃やしています。

息を止めてトレーニングをするような「無酸素運動」では、筋肉中のグリコーゲンという糖しか燃焼しません。

これに対して良い姿勢で深い呼吸をしながらの散歩は「有酸素運動」で酸素と一緒に脂肪を燃焼します。
糖質の食事を摂った上での運動は糖がエネルギーになり脂肪は燃焼しませんが、糖質制限を行なうと20分も運動しなくても日常生活だけで脂肪は燃焼

を始めます。

起床時にバターをひとかけら、もしくはココナッツバターを大さじ1杯入れたコーヒーを飲むのがオススメです。

脂肪燃焼の準備運動になります。

 

 

BMI22だと健康?

 

健康診断が終わってしばらくすると診断内容を受け取ります。その際BMIという数値が目にとまる事もあるのではないでしょうか。

BMIは一般的に肥満度の目安と言われています。

体重(㎏)を身長(m)の2乗で割ったものですが25を超えると肥満であると言われています。

ただしこの数字は体脂肪率というものが考慮されていません。

筋肉は脂肪より重いので筋肉量の多いスポーツマンは脂肪が多い人よりも体重は重くなります。

当然BMIの値は高くなりますが肥満でないことは明らかですよね。

参考にすべきはあくまでも体脂肪率です。

体重に占める脂肪の割合を示すこの数字なら肥満度を測る材料として信用できるのではないでしょうか。

一日三食?

 

一日3食食べるというのが一般的習慣ですが栄養過多な現代では3食食べると食べ過ぎにつながることもあります。

空腹と感じる前に時間になったので次の食事を摂ることが当たり前になっている人も多いでしょう。

人が本当に空腹になるときこそ若返りに関わる遺伝子やホルモンが活発になります。

1日3食にこだわらず自分の体が発する声に従って食事を摂るように心がけるのも若々しくいられる方法の一つです。

 

 

卵は1日1個まで?

 

卵がコレステロールの塊だと言われています。以前はコレステロール=悪、という風潮がありました。

現在では血中コレステロール値が高いこと自体には問題がないとされ根拠自体が揺らいでいます。

2015年、厚生労働省が日本人の食事摂取基準からコレステロールの上限値を撤廃しました。

 

血中のコレステロールの80パーセントは肝臓によって生成されているのでコレステロールを多く含む食品を食べたからといって血中コレステロール値

に大きな影響を与えないのだそうです。

卵には良質な動物性タンパク質がたくさん含まれていますので積極的に摂取したい食品だと言っていいでしょう。

総コレステロール値が高いと?

 

総コレステロール値が高いと心筋梗塞になりやすい。ひところはそう信じられていました。

近年はその関連が疑問視され、女性においては一切関連がないということがはっきりしています。

しかも、コレステロールには傷ついた細胞を修復するという働きがあります。

コレステロール値が高い方が長生きできる可能性も高く、そういうデータも実際に出ています。

つまり、コレステロール値の改善には全く意味がなく、細胞を傷つける原因となる喫煙・暴飲暴食・夜更かしなど、乱れた生活習慣を

改善することが重要です。

最高血圧が〇〇以上だと?

 

「血圧が高い」というのは重要な臓器に十分な血液が流れない、そんな状態に対する生体の防御反応です。

薬に頼って無理に血圧を下げてしまえば、当然臓器に血液が届かなくなり健康を害してしまうことになります。

極端な場合は、命にも関わります。

血液の流れが悪くなるのは動脈硬化が原因。

動脈硬化は喫煙のほか過剰に摂取された糖質が糖タンパク質に変化し血管に止まることで引き起こされます。

血圧を下げるより大事なのは、この根本的な原因を取り除く事です。

 

 

睡眠は一日8時間以上?

 

眠りについて最初の睡眠はノンレム睡眠と呼ばれています。

これは脳も体も休息している深い眠りです。

深いノンレム睡眠の後は浅いレム睡眠、その後再びノンレム睡眠と眠りのサイクルが繰り返されます。

睡眠の質を左右するのは脳も体も休息しているノンレム睡眠です。

ノンレム睡眠のピークは最初の3時間に訪れ合計約6時間程続きます。

それ以上はいくら寝ても深いノンレム睡眠は現れないためあまり休息にはならないのではないでしょうか。

長すぎる睡眠は一日の中で起きている時間が短いという事になりますので勿体無いとも言えるでしょう。

夕食後3時間は寝てはいけない?

 

夜寝る直前の食事。太りやすくなるってよく言いますよね。

それは食べたらすぐ横になる、というのが人間を含めた動物にとって最も効率の良い栄養の摂取方法なのです。

そして、じつは就寝前にきちんと栄養を摂ったら、その分、翌日は1食抜くというのが、もっとも体に負担をかけない栄養の摂取方法です。

よく「食べたら眠くなる」と言いますが、これは人間としての本能なので当たり前と言えます。

逆に食べてすぐの運動は消化吸収を妨げてしまいますから、消化器官に大きな負担がかかります。

 

 

水は1日2リットル以上?

 

一日に体が必要としている水分量は1リットルと言われています。

通常の食事からも1リットルの水分を摂っているので、飲料水として飲むのは1リットルで十分だと思います。

水分を過剰摂取すれば頻尿に悩まされることにもなります。夜中に何回もトイレに起きることになります。

水をたくさん飲まなければ血液がドロドロになると言われますが、私たちの体の細胞と細かんし胞の間には常に水分が蓄えられていて、必要に応じて

血液や細胞に水分を補充しています。

ガムを噛んで唾液が出る様なら体の水分は十分に足りています。

 

 

 

一日の摂取は2000キロカロリー以内?

 

糖質・タンパク質の熱量は1グラム当たり4キロカロリー。

脂肪は1グラム当たり9キロカロリー。

実はタンパク質はいくら摂っても脂肪には変わりません。

最も高カロリーと言われている脂肪ですがタンパク質と一緒に摂ると脂肪細胞中の脂肪を分解するホルモンを分泌させる為、逆に痩せるのです。

 

それに対して糖質は摂取して余ったものを脂肪細胞に運び込み脂肪に変えてしまいます。

カロリーの数字と太りやすさにはあまり関係性はなく、気にしなくてはいけないのはその内容と言えるでしょう。

 


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