子供を褒めてはいけない国がある。

赤ちゃんをほめる。
子供の頭をなでる。
仕事の取引相手の奥さんを褒める。

これらは日本では特に問題になる事はない。

しかしこれらの行為、国によっては絶対にしてはならない行為である。

インドやタイなどでは赤ちゃんや小さい子供をかわいい、なんてほめてはいけない。

かわいい子は悪魔や精霊にねたまれて連れ去られてしまうと言われているからだ。


地域によっては悪魔をあざむくために、目のまわりを黒く塗っている子供もいる。

「いい子だね」
この言葉自体は問題ないのだが、頭をなでるといった行為は、イスラム教やヒンズーの教えではご法度だ。

人間の頭や髪には、精神や魂が宿っているとされているから、みだりに髪や頭を触ったりなでたりすると、魂を冒涜することになってしまう。

万が一それを「不浄の手」と言われている左手でやってしまったとしたらトラブルは避けられない。

新疆ウイグル自治区では、子供が知らない人に抱き上げられたりすると、驚いて病気になってしまうと考えられている。

言うまでもなく、頭を叩いたり殴ったりするのもタブー。理由は頭が悪くなるからだ。

子供をかわいがりたい時は、頭をなでるのではなく、頬をなでたり、肩をさするようにするといい。

「素敵な奥さんですね」と相手の奥さんを褒める行為は、たとえ下心がなくても、イスラム教圏では「あなたの奥さんをください」と言っているのと同じことになる。

特にサウジアラビアでは多くの人がイスラム教スンニー派の中でも戒律を重んじるワッハーブ派に属しているので生活は厳格そのもの。当然、ナンパなど絶対できない。

知り合いの女性と道で出くわしても、あいさつせずに通り過ぎなければならない。公道で女性に声をかけること自体が犯罪になってしまう。

同じイスラム圏でも比較的戒律のゆるいトルコなどでは、奥さんをほめても怒られる事はないので、地域によってタブーの度合いは違う様だ。

日本の常識が全ての国で通用するわけではないのだ。


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