生きた化石と言われる植物。ウェルウイッチア

生きた化石と言えばシーラカンスという魚を思い浮かべるだろう。約6500万年前に絶滅したと思われていたものが生きて発見されたからそう言われるのだが、植物にも生きた化石と言われるものがある。ウェルウィッチアという植物だ。

通常、植物は成長するに従って、いくつもの葉を生やしていき、古い葉は枯れて落ちていく。
葉を落とさない植物でも、成長するに従って新しい葉が常に生えてくる。
しかし、このウェルウィッチアは、最初に生えた2枚しか葉が生えてこない。


つまり、最初に芽を出したときの2枚の葉だけがどこまでも大きく成長していくのだ。
見た目には何枚も葉が生えているようだが、砂漠地帯に生息している為、風などの影響で葉が裂けて多くの葉を付けているように見える。

この植物の寿命はとても長く、少なくとも1000年以上は生き、現存する最古の株は1600年から2000年は生きているという。

高さは最大でも1.5m程だが、葉を広げたその直径は8mにもなる。

 

このウェルウィッチア、日本では『砂漠万年青』(サバクオモト)、もしくは『奇想天外』。この和名をつけた園芸職人、他に類を見ない変わった植物に、思わずこんな名前をつけてしまったのかも知れない。


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